コロナ禍により、自宅でショッピングを楽しめるネットショッピングの人気が高まっており、EC市場はさらに大きく成長を続けています。今までオンラインショップを運営していなかった店舗や企業の多くもECサイトを開設し、ネットショッピングの利用者はますます増加しています。
さて、店舗や企業がECサイトを開設する際に、よく利用しているECサイト構築サービスの一つが「Shopify
」です。今回はShopifyで使える決済サービスについて、分かりやすくご紹介していきます。
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目次
Shopifyとは?
Shopify
は、カナダで始まったECサイト構築サービスです。2017年にShopify Japanが設立し、日本向けに展開されています。年々、需要が急増しており、現在世界ナンバーワンの導入数を誇ってます。
Shopifyでは、ECサイトの開設がサブスクリプションで行えます。クラウド型のため、自社サーバーやパッケージの導入の必要がなく、簡単にECサイトを開設可能です。以下では、Shopifyのメリットを詳しくお伝えしていきましょう。
【メリット1】サーバーやネットワークの管理が不要
アカウントを登録し、管理画面からサイトの設定を行えばECサイトをオープン可能で、サーバーやネットワークを管理する必要がありません。
【メリット2】グローバルな取引が可能
Shopify
は国内での販売はもちろん、さまざまな言語と通貨を利用できるうえ、海外への配送にも対応しています。PayPalなど海外での利用者が多い決済方法にも対応し、越境ECに最適です。
【メリット3】ECサイトを簡単にデザインできる
サイトのデザインも簡単に行えます。公式サイト上にあるさまざまな「テーマ」からデザインを選択でき、サイト運営者自身で好みのデザインに設定可能です。
【メリット4】さまざまなチャネルを一括管理できる
Shopify
は、オンラインストアだけでなく、SNSや実店舗の情報もまとめて管理できます。顧客情報から、商品情報、在庫情報まで一括で管理でき、それぞれのチャネルを連携させることが可能です。そのため、マーケティングで注目されている販売戦略である「オムニチャネル化」にも対応できます。
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Shopifyの代表的な決済サービス5選
- Shopify ペイメント
- PayPal
- 携帯キャリア決済
- Paidy
- KOMOJU
Shopifyでは、上記すべての決済方法をまとめて導入できます。多様な決済方法を取り入れているため、多くの顧客層へのリーチが可能です。カートに入れてはみたものの結局購入しないままとなる「カゴ落ち」も防止できます。
1.Shopifyペイメント
Visa、Master、アメックス、JCBに対応した決済方法です。振込手数料や初期費用はかからず、カードの決済手数料だけで利用が可能です。また、Shopifyペイメントを有効化するだけで、Amazon PayやPayPalでの決済手数料が無料となります。
2.PayPal
PayPalは、Shopifyでネットショップを開設したのと同時に利用できる決済サービスです。海外での利用率が高いので、海外でのビジネス展開に有利です。
3.携帯キャリア決済
購入者が、携帯電話料金と一緒に購入代金を支払える決済方法です。販売者は代金が未回収となるリスクがありません。購入者は、クレジットカード情報を入力する手間がなく、すぐに購入可能です。また、クレジットカードを持たない方にもリーチできます。
4.Paidy
購入者の支払いをPaidyが代行するクレジットカード不要の決済方法です。クレジットカードを持たない顧客にもリーチできるうえ、購入者からの支払いが滞っても、Paidyが代金を保証してくれます。
5.KOMOJU
Pay Payやメルペイ、LINE PAYといったQRコード決済の一括導入が可能な決済サービスです。クレジットカードや携帯キャリア決済も使用可能です。銀行振込やコンビニ決済にも対応しています。そのため、クレジットカードやスマホ決済は利用しないで、オフラインで決済したいという顧客にもリーチできます。
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まとめ
今回は、注目のECサイト構築サービス「Shopify」で利用できる決済サービスを紹介しました。顧客層が固定されている場合は、PayPalやPaidyなど、決済方法を限定して導入するのもいい方法です。一方、ターゲットの顧客層が幅広いケースや、販売機会を増やしたい場合では、KOMOJUやShopifyペイメントのような、複数の決済を一度で導入できる手段の利用がおすすめです。KOMOJUなどの決済代行サービスを導入すれば、利用者の多い主要な決済方法が簡単に導入できます。また、不正検知といった不正防止システムも搭載されているため、セキュリティー面においても安心です。